【外くるぶしが痛い人へ】捻挫だけじゃない?痛む場所・きっかけから考える原因と対処法
2025/12/05
2026/10/08
「足首をひねった覚えはないのに、外くるぶしが痛い」
「歩くと、くるぶしの下だけ痛む」
「スポーツのあとから、外くるぶしの後ろに違和感がある」
このような症状があると、「捻挫かな?」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、外くるぶし周辺には骨だけでなく、足首を支える靱帯や腱など、さまざまな組織があります。
そのため、外くるぶしが痛い=捻挫とは限りません。
大切なのは、
「どこが痛むのか」
「何をすると痛むのか」
「痛くなる前に何をしていたのか」
を整理することです。
今回は、外くるぶしの痛みについて、痛む場所やきっかけから考えられる原因、セルフチェック、今日からできる対策、医療機関を優先したい症状まで分かりやすく解説します。

外くるぶしが痛い=捻挫とは限りません
結論からいうと、外くるぶしが痛いからといって、必ずしも捻挫とは限りません。
一般的に「外くるぶし」と呼ばれている出っ張りは、すねの外側にある「腓骨」という骨の先端部分です。
医学的には「外果」と呼ばれます。
その周辺には、
・足首を支える靱帯
・外くるぶしの後ろを通る腓骨筋腱
・足首の関節
・筋肉や腱
・骨
など複数の組織があります。
そのため、外くるぶし周辺の痛みでは、
・足首の捻挫
・腱への繰り返しの負担
・骨へのストレス
・過去の捻挫による不安定感
など、いくつかの可能性を考える必要があります。
痛みの原因を一つに決めつけるのではなく、まずは**「どの位置が、どの動きで痛いのか」**を確認することが重要です。
外くるぶしの「どこが痛い?」場所によって考え方は変わります
「外くるぶしが痛い」といっても、実際には痛む場所が少しずつ違います。
外くるぶしの周辺・下・後ろ・上など、痛む位置によって負担がかかっている組織も異なる可能性があります。
外くるぶし周辺が痛い
転倒した、スポーツ中に足首をひねった、段差を踏み外したなど、足首を内側へひねったあとに外くるぶし周辺が痛くなった場合は、足関節捻挫が考えられます。
捻挫では、
・腫れ
・内出血
・押したときの痛み
・歩行時の痛み
などがみられることがあります。
ただし、すべての捻挫で強い腫れや内出血が出るわけではありません。
また、歩けるから軽症とは限らないことにも注意が必要です。
外くるぶしの下が痛い
外くるぶしの下から足の外側にかけて痛む場合は、靱帯だけでなく、外くるぶし周辺を通る腱などに負担がかかっている可能性があります。
例えば、
・ランニング
・長時間の歩行
・ジャンプ動作
・スポーツ
・立ち仕事
など、足首へ繰り返し負荷が加わったあとに痛みが出ることがあります。
「ひねっていないから大丈夫」と考えるのではなく、
・最近運動量が増えていないか
・歩く距離が増えていないか
・靴を変えていないか
・普段と違うスポーツをしていないか
なども振り返ってみましょう。
外くるぶしの後ろが痛い
外くるぶしの後ろには「腓骨筋腱」と呼ばれる腱が通っています。
この腱は、
・歩く
・走る
・ジャンプする
・方向転換する
といった動作で働きます。
そのため、ランニングやスポーツなどで繰り返し負荷が加わることで、外くるぶしの後ろに痛みが出ることがあります。
特に、
「足首をひねった覚えがない」
「走ったあとから痛い」
「運動量を増やしてから違和感が出た」
という場合は、最近の運動量や身体の使い方も確認したいポイントです。
外くるぶしの上や骨そのものを押すと痛い
骨の限られた一点を押したときに強い痛みがある場合や、運動量を増やしてから徐々に痛みが強くなっている場合は、骨へのストレスにも注意が必要です。
ランニングやジャンプなどの負荷が繰り返されることで、骨に負担が蓄積することがあります。
特に、
・押すと一点だけ強く痛む
・運動を続けるほど痛みが強くなる
・休んでも痛みが続いている
という場合は、無理に運動を続けないようにしましょう。

ひねっていないのに外くるぶしが痛いのはなぜ?
「捻挫した覚えがないのに、外くるぶしが痛い」という方もいます。
身体の痛みは、一度の大きなケガだけで起こるわけではありません。
例えば、
・急にランニングを始めた
・練習量や走行距離を増やした
・旅行などで長時間歩いた
・立ち仕事が続いた
・久しぶりに運動した
・いつもと違う靴を履いた
など、普段よりも足首への負荷が増えたことで症状が出ることがあります。
ここで大切なのは、
「痛くなった瞬間」だけで原因を探さないことです。
痛みが出る数日前から、
・運動量
・歩行量
・仕事量
・靴
・スポーツ内容
などに変化がなかったか振り返ってみましょう。
一つの原因だけではなく、複数の負担が重なって痛みにつながっている場合もあります。
歩けるなら軽症?様子を見ても大丈夫?
結論からいうと、歩けることだけではケガの程度は判断できません。
捻挫や骨へのストレスがあっても、歩ける場合があります。
反対に、軽い痛みであれば、運動量や歩行量を調整することで徐々に落ち着いていくケースもあります。
そのため、
「歩けるかどうか」
だけではなく、次のようなポイントも確認しましょう。
・腫れているか
・内出血があるか
・骨を押すと強く痛むか
・普通に体重をかけられるか
・日に日に痛みが軽くなっているか
・逆に痛みが強くなっていないか
急性の足首外傷では、外くるぶし周辺の骨の圧痛や、受傷後に体重をかけられるかなどが、画像検査の必要性を判断する材料として用いられています。
「歩ける=骨には問題がない」と自己判断しないことが大切です。
外くるぶしが痛いときのセルフチェック
外くるぶしに痛みがある場合は、次の5つを確認してみましょう。
①どこが一番痛い?
外くるぶしの、
・前
・下
・後ろ
・上
・骨そのもの
など、できるだけ具体的に確認します。
「指一本で示すと、どこが一番痛いか」を探してみましょう。
②何をすると痛い?
・歩く
・階段を上り下りする
・走る
・ジャンプする
・方向転換する
・足首を曲げる
など、どの動きで痛みが出るか確認します。
③腫れや内出血はある?
左右の足首を見比べてみましょう。
腫れや内出血がある場合は、足首周辺の組織に負担が加わっている可能性があります。
④痛くなる前に何をしていた?
足首をひねっていなくても、
・長時間歩いた
・運動量を増やした
・久しぶりにスポーツをした
・新しい靴を履いた
などの変化がなかったか振り返ります。
⑤痛みは改善している?
昨日より今日、今日より明日と、徐々に痛みが軽くなっているか確認しましょう。
反対に、
「日に日に痛みが強くなる」
「休んでも改善しない」
場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。

外くるぶしが痛いとき、まず何をすればいい?
痛みがある状態で、無理にランニングやスポーツを続けることは避けましょう。
まずは痛みを強くする動きを減らし、現在の状態を確認することが大切です。
急に痛めた場合は、痛みや腫れの程度に応じて、足首を保護したり冷却を取り入れたりすることがあります。
ただし、
「必ず何日間冷やす」
「全員が完全に安静にする」
と一律に決められるものではありません。
必要な保護や運動量は、ケガの程度や症状によって異なります。
また、テーピングやサポーターは足首を保護するための選択肢ですが、原因を確認せず長期間使えばよいというものでもありません。
痛みがなかなか治らない・繰り返す場合は?
「一度は良くなったのに、スポーツをするとまた痛む」
「何週間経っても違和感が残っている」
「何度も同じ足首をひねる」
という場合は、単に痛みが残っているだけではなく、足首の安定性や動き方なども確認する必要があります。
過去の捻挫後に、
・片脚でふらつく
・足首に不安定感がある
・方向転換が怖い
・同じ側を何度もひねる
といった状態が残ることもあります。
痛みだけを目安にスポーツへ復帰するのではなく、足首の動きや安定性まで確認することが大切です。
こんな症状は医療機関への受診を優先してください
外くるぶしの痛みの中には、整形外科などで画像検査が必要になるケースがあります。
特に、
・足をつくことが難しいほど強く痛む
・外くるぶしの骨を押すと非常に強く痛む
・強い腫れや変形がある
・しびれや感覚低下がある
・足や足指に力が入りにくい
・運動するほど痛みが強くなる
・数日経っても改善せず悪化している
といった場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関への受診を検討してください。
骨への繰り返しの負荷によるストレス障害では、初期の画像検査だけでは分かりにくいケースもあります。
症状が続いている場合は、
「歩けるから大丈夫」
「捻っていないから骨ではない」
と決めつけないことが重要です。
つながり整骨院では何を確認する?
外くるぶしが痛い場合、痛い場所だけを見るのでは十分でないことがあります。
つながり整骨院では、
・痛む場所や圧痛
・腫れや左右差
・足首の可動域
・体重をかけたときの状態
・片脚で立ったときの安定性
・歩き方
・スポーツ時の動作
・最近の運動量や生活の変化
などを確認しながら、現在の身体の状態を整理します。
例えば、痛みのある足首だけでなく、足部の使い方や下肢全体の動きが関係している場合もあります。
状態に応じて施術やセルフケア、日常生活・スポーツでの負荷の調整についてご提案します。
一方で、骨折や骨への強いストレスなどが疑われる場合は、整骨院だけで判断せず、必要に応じて整形外科など医療機関への受診をご案内します。

外くるぶしの痛みは「どこが・なぜ痛いか」を確認しましょう
外くるぶしが痛いからといって、すべてが捻挫というわけではありません。
外くるぶしの周囲には、骨・靱帯・腱など複数の組織があります。
そのため、
「足首をひねったのか」
「ひねっていないのか」
「どの位置が痛いのか」
「何をすると痛むのか」
によって考え方は変わります。
特に、
・歩けないほど強く痛む
・骨を押したときに強く痛む
・強い腫れや変形がある
・しびれがある
・症状が悪化している
といった場合は、医療機関での確認を優先してください。
一方、
「歩けるけれど外くるぶしが痛い」
「スポーツをすると繰り返し痛む」
「何週間も違和感が残っている」
という場合も、我慢を続けるのではなく、一度状態を整理することが大切です。
鹿児島市・姶良市のつながり整骨鍼灸院グループでは、痛む場所だけではなく、足首の動き、身体の使い方、歩行やスポーツ動作まで確認しながら、一人ひとりの状態に合わせてサポートしています。
外くるぶしの痛みが続いている方は、お近くのつながり整骨院へご相談ください。
次回予告
次回は、足首だけでなく日常生活でも相談の多い「足の痛み」について、痛む場所や身体の使い方から分かりやすく解説します。
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