肘の内側が痛い原因はゴルフ肘?治し方と整骨院でできるケアを解説
2026/07/08
「ゴルフのスイングで肘の内側が痛い」
「物を持つと肘の内側にズキッと痛みが走る」
「肘の外側ではなく、内側が痛い」
このようなお悩みはありませんか?
肘の内側が痛い場合、「ゴルフ肘」と呼ばれる症状が関係していることがあります。ゴルフ肘という名前を聞くと、ゴルフをする人だけの痛みと思われがちですが、実際にはゴルフをしていない方にも起こります。
仕事で重い物を持つ方、家事で手をよく使う方、野球や筋トレをする方、工具を使う方など、日常生活の中にも肘の内側へ負担がかかる場面はたくさんあります。
今回は、肘の内側が痛くなる原因、ゴルフ肘の治し方、整骨院でできるケアについてわかりやすく解説します。
ゴルフ肘とは?
ゴルフ肘とは、肘の内側に痛みが出る症状のことです。正式には「上腕骨内側上顆炎」と呼ばれることがあります。
少し難しい名前ですが、簡単に言うと、肘の内側にある骨の出っ張り部分に、前腕の筋肉や腱が引っ張られて痛みが出ている状態です。
肘の内側には、手首を曲げる筋肉や、指で物を握るときに働く筋肉がつながっています。そのため、ゴルフクラブを握る、重い荷物を持つ、雑巾を絞る、ボールを投げる、筋トレでバーを握るといった動作で負担がかかりやすくなります。
テニス肘との違い
前回の記事では、肘の外側が痛くなる「テニス肘」について解説しました。テニス肘とゴルフ肘の大きな違いは、痛みが出る場所です。
テニス肘は、主に肘の外側に痛みが出ます。
一方、ゴルフ肘は、主に肘の内側に痛みが出ます。
また、痛みが出やすい動作にも違いがあります。テニス肘は手首を反らす動作や物を持ち上げる動作で痛みが出やすいのに対し、ゴルフ肘は手首を曲げる動作、強く握る動作、腕をひねる動作で痛みが出やすい傾向があります。
つまり、同じ肘の痛みでも、外側が痛いのか、内側が痛いのかによって、原因やケアのポイントが変わります。
ゴルフ肘で出やすい症状
ゴルフ肘では、次のような症状が出ることがあります。
肘の内側が痛い。
物を強く握ると痛い。
重い荷物を持つと痛い。
ゴルフのスイングで痛い。
野球で投げると肘の内側が痛い。
ドアノブを回すと痛い。
タオルを絞ると痛い。
前腕の内側まで重だるい。
特徴的なのは、「握る」「引く」「ひねる」といった動作で痛みが出やすいことです。安静にしていると痛くないのに、手を使った瞬間にズキッと痛むケースもあります。
ゴルフ肘の主な原因
ゴルフ肘の原因は、ひとつだけではありません。多くの場合、手首や腕の使い方、筋肉の疲労、スポーツや仕事での動作のクセが重なって痛みにつながります。
1. 握る力が強くなりすぎている
ゴルフ肘で多いのが、必要以上に強く握ってしまうクセです。ゴルフクラブ、バット、工具、包丁、マウス、スマホなどを長時間握っていると、前腕の内側の筋肉に負担がかかります。
前腕の内側の筋肉は、肘の内側につながっています。そのため、握る力が強くなりすぎると、肘の内側が何度も引っ張られ、痛みが出やすくなります。
2. 手首を曲げる動作のくり返し
手首を手のひら側に曲げる動作も、肘の内側に負担をかけます。
たとえば、ゴルフのスイングで手首を使いすぎる、重い物を持つときに手首が曲がる、料理や掃除で手首をくり返し使うといった動作です。
本来は腕全体や体幹を使って力を分散できるとよいのですが、手首だけで頑張ってしまうと、肘の内側に負担が集中しやすくなります。
3. 肩や体幹がうまく使えていない
ゴルフのスイングや野球の投球では、腕だけでなく、肩・背中・股関節・体幹の動きが大切です。
しかし、身体の回旋がうまく使えないと、腕だけで振る、投げる、力を入れる動作になってしまいます。その結果、肘の内側や手首に負担がかかりやすくなります。
これはスポーツだけでなく、仕事や家事でも同じです。身体全体を使えず、手先や腕だけで作業を続けると、肘に負担がたまりやすくなります。
放置するとどうなる?
肘の内側の痛みは、最初は軽い違和感から始まることがあります。
「少し痛いけど使えるから大丈夫」
「ゴルフのときだけだから問題ない」
「仕事だから仕方ない」
そう思って使い続ける方も少なくありません。
しかし、肘は日常生活で休ませにくい場所です。痛みを我慢して使い続けると、物を持つ、握る、引くといった普通の動作でも痛みが出やすくなることがあります。
また、肘の内側には神経も通っています。肘の痛みだけでなく、小指側のしびれ、力の入りにくさ、感覚の違和感がある場合は、神経が関係している可能性もあるため、早めの確認が大切です。
ゴルフ肘の治し方
ゴルフ肘の治し方で大切なのは、痛い場所だけを揉むことではありません。まずは、肘の内側に負担をかけている動作を見直すことが重要です。
痛みがある時期は、強く握る動作、重い物を片手で持つ動作、手首を曲げたまま力を入れる動作をできるだけ減らしましょう。
スポーツをしている方は、痛みを我慢して続けるのではなく、フォームや練習量を一度見直すことも大切です。肘だけでなく、肩や体幹が使えているかを確認することで、再発予防にもつながります。
自宅では、前腕の内側をやさしくさするようにほぐすのもおすすめです。ただし、強く揉みすぎたり、痛みを我慢して無理にストレッチしたりするのは避けましょう。
セルフケアは「痛みを取るために無理をする」のではなく、「負担を減らして回復しやすい状態をつくる」ことが目的です。
整骨院でできるケア
整骨院では、ゴルフ肘のような肘の内側の痛みに対して、痛みが出ている肘だけでなく、前腕、手首、肩、体幹の使い方まで確認します。
つながり整骨院では、まず丁寧にお話をお聞きし、どの動作で痛みが出るのかを確認します。
ゴルフや野球などのスポーツで痛いのか。
仕事や家事で痛いのか。
握る動作で痛いのか。
手首を曲げると痛いのか。
しびれや力の入りにくさがあるのか。
このような情報をもとに、肘に負担をかけている原因を見ていきます。
施術では、前腕の内側の筋肉や肘まわり、肩や背中の筋肉にアプローチし、肘にかかる負担を減らすことを目指します。必要に応じて、テーピングやサポーターの使い方、日常生活での注意点、スポーツ時の身体の使い方もお伝えします。
まとめ
肘の内側が痛い場合、ゴルフ肘が関係していることがあります。
ゴルフ肘は、ゴルフをする人だけに起こる症状ではありません。強く握る、手首を曲げる、腕をひねる、重い物を持つといった動作のくり返しで、肘の内側に負担がかかることがあります。
大切なのは、痛い場所だけを見るのではなく、手首、前腕、肩、体幹の使い方まで確認することです。
鹿児島市で肘の内側の痛み、ゴルフ肘のような症状にお悩みの方は、つながり整骨院へご相談ください。
一人ひとりの生活やスポーツ動作に合わせて、症状の改善と再発予防をサポートします。
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