【鹿児島市】オスグッドとシーバー病の違いは?膝・かかとの成長期の痛みをわかりやすく比較
2026/08/13
「最近、子どもが膝の下を痛がるようになった」
「サッカーの練習が終わると、かかとが痛いと言っている」
「成長痛なら、そのうち自然に良くなるの?」
スポーツをしている小学生・中学生のお子さんにこのような症状が出ると、保護者の方も心配になると思います。
成長期に起こりやすい代表的なスポーツ障害に、オスグッドとシーバー病があります。
名前だけ聞くとまったく違う症状に思えますが、実はどちらも「成長途中の骨に、筋肉や腱から繰り返し負担が加わる」という共通点があります。
大きな違いは痛みが出る場所です。
膝のお皿の下が痛い → オスグッドの可能性
かかとの後ろ~下が痛い → シーバー病の可能性
今回は、専門的な知識がない保護者の方にも分かるように、2つの違いを比較して解説します。
オスグッドとシーバー病を簡単に比較
| 比較するポイント | オスグッド | シーバー病 |
|---|---|---|
| 主に痛む場所 | 膝のお皿の下 | かかとの後ろ~下 |
| 負担に関係する筋肉 | 太ももの前側 | ふくらはぎ |
| 関係する腱 | 膝蓋腱 | アキレス腱 |
| 負担がかかる成長部分 | 脛骨粗面付近 | かかとの骨の成長部分 |
| 痛みが出やすい動作 | ダッシュ・ジャンプ・キック・しゃがむ | ランニング・ジャンプ・着地 |
| 多いスポーツ | サッカー・バスケ・バレーなど | サッカー・陸上・バスケなど |
どちらも片側だけに出ることもあれば、両側に症状が出ることもあります。そのため、「右だけだからオスグッド」「両足だからシーバー病」といった左右差だけでは判断できません。
見るべきポイントは、「どちら側か」よりもどこが痛むのか、どんな動作で痛みが出るのかです。
膝のお皿の下が痛いなら「オスグッド」
オスグッドでは、膝のお皿より少し下にある脛骨粗面(けいこつそめん)という部分に症状が現れます。
身体の中では、
太ももの前側の大腿四頭筋
↓
膝蓋腱
↓
脛骨粗面の成長部分
というつながりがあります。
走る、ジャンプする、ボールを蹴るといった動作では大腿四頭筋が強く働き、その力が膝蓋腱を通じて脛骨粗面へ伝わります。
成長期にこの刺激が繰り返されることで、膝下の成長部分に負担が集中しやすくなります。
特に、
- ダッシュすると膝下が痛い
- ジャンプすると痛い
- サッカーボールを蹴ると痛い
- 深くしゃがむと痛い
- 膝のお皿の下を押すと痛い
といった場合は、一度身体の状態を確認してみましょう。
オスグッドについて詳しく知りたい方は、こちらの記事で原因や対策を詳しく解説しています。
かかとが痛いなら「シーバー病」
一方、シーバー病はかかとの後ろから下側に症状が出やすいのが特徴です。
身体のつながりを見ると、
ふくらはぎの筋肉
↓
アキレス腱
↓
かかとの骨の成長部分
となっています。
走ったりジャンプしたりすると、かかとには地面からの衝撃が加わるだけでなく、アキレス腱から引っ張られる力もかかります。
成長途中のかかとにこの負担が繰り返されることで、症状につながります。
特に、
- 走るとかかとが痛い
- ジャンプや着地で痛い
- 練習後にかかとを気にしている
- 痛みを避けるような歩き方をしている
という場合は注意しましょう。
シーバー病については、運動を続けてもよい目安や自宅での対処法まで別の記事で詳しく解説しています。
どちらも「成長痛だから仕方ない」で終わらせない
オスグッドもシーバー病も、成長期に起こりやすい症状です。
しかし、単純に「身長が伸びているから痛い」というわけではありません。
どちらも、
成長途中の骨 + 筋肉や腱からの力 + スポーツによる繰り返しの負担
が関係しています。
そのため、「成長痛だからそのうち良くなるだろう」と痛みを我慢して練習を続けていると、症状が強くなったり、痛い場所をかばった走り方・歩き方になったりすることがあります。
特に、足を引きずる、運動フォームが明らかに変わる、日常生活でも痛がるような場合は無理をさせないことが大切です。
整骨院へ行けば早く治る?
「整骨院で施術を受ければ早く治りますか?」という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
成長には個人差があるため、整骨院で施術を受ければ必ず短期間で治るとは言えません。
しかし、痛みが出ている場所だけではなく、
- 太ももやふくらはぎの硬さ
- 足首や股関節の動き
- 左右の身体の使い方
- ジャンプや着地の動作
- 練習量
- シューズなどの競技環境
を確認し、患部へ負担が集中しにくい身体の状態を目指すことはできます。
また、「今の状態で運動を続けてもよいのか」「どの動きを減らした方がよいのか」といった不安についても、お子さんの状態を見ながらアドバイスできます。
「まだ練習できるから大丈夫」と我慢しすぎないで
子どもは試合に出たい、チームメイトと一緒に練習したいという気持ちから、痛みを我慢してしまうことがあります。
だからこそ保護者の方には、
どこが痛い?
どんな動きをすると痛い?
歩き方や走り方は変わっていない?
という点を確認していただきたいと思います。
鹿児島市で、お子さんの膝下やかかとの痛みについて「成長痛なのか分からない」「運動を続けさせてよいのか不安」という場合は、つながり整骨院へ一度ご相談ください。
身体の状態やスポーツでの負担を確認しながら、セルフケアや練習量についてもアドバイスいたします。
なお、強い腫れがある、転倒・衝突後から強く痛む、体重をかけられない、安静にしていても痛みが強いなどの場合は、骨折など別の原因も考えられるため、整形外科などの医療機関での検査を優先しましょう。
「成長期だから仕方ない」と我慢する前に、まずは今の身体の状態を知ることから始めてみてください。
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