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【鹿児島市】立ち仕事の足の疲れ対策|靴・インソール・足元から身体の負担を見直そう

2026/08/27

「仕事が終わる頃には足の裏がジンジンする」
「ふくらはぎが重くて、帰宅するとすぐ座りたくなる」
「毎日立っているから仕方がないと思っている」

販売・接客、工場勤務、美容師、調理、医療・介護職など、長時間立って働く方にとって、足の疲れは身近な悩みです。

立ち仕事シリーズ第1弾では「長時間立ち続けることで身体にどのような負担がかかるのか」、第2弾では「片脚重心や反り腰など、疲れたときに無意識にやりやすい立ち方」について解説しました。

そして第3弾で注目したいのが、「足元」です。

毎日何時間も立つ仕事だからこそ、靴やインソールが自分の足に合っているかどうかは、足の快適さを考えるうえで無視できません。

今回は、立ち仕事で足が疲れやすい方に向けて、靴・インソール・足元を見直すポイントを解説します。

立ち仕事では足裏がずっと身体を支えている

私たちは立っている間、両足で体重を支えています。

歩いているときは左右の足へ交互に体重が移り、足首や膝、股関節も動きます。

一方、レジや受付、製造ラインなど、同じ場所で立つ時間が長い仕事では、限られた範囲の足裏に圧がかかり続けやすくなります。

NIOSH(米国労働安全衛生研究所)も、長時間の立ち仕事では足の疲労や脚の腫れ、筋肉の不快感、腰痛などが報告されているとしています。特に「その場に立ち続ける」状態では、こまめに身体を動かすことが重要とされています。

つまり、仕事終わりに足が疲れているからといって、単純に「体力がない」という話ではありません。

何時間立っているか、どのような床で働いているか、どんな靴を履いているか、仕事中にどれくらい動けているか。

こうした条件が重なって、その日の足への負担が変わります。

毎日履いている「靴」を一度確認してみましょう

立ち仕事の方にまず見直してほしいのは、高価なインソールを購入することではなく、今履いている靴の状態です。

例えば、靴のサイズが合っていなければ、足が靴の中で動いたり、逆に指が圧迫されたりします。

また、長く使って靴底の一部だけがすり減っている靴では、購入したときと同じ状態で身体を支えているとは限りません。

仕事用の靴を選ぶ際には、次のようなポイントを一度確認してみてください。

  • つま先が強く当たっていないか
  • 靴の中でかかとが大きく浮いていないか
  • 足の幅が窮屈すぎないか
  • 靴底が左右どちらかだけ大きくすり減っていないか
  • 長時間履いたときに特定の場所だけ痛くならないか
  • クッションが柔らかすぎたり、逆に硬すぎたりしないか

「買ったときは履きやすかった」という靴でも、毎日使用すれば少しずつ状態は変化します。

仕事用の靴ほど使用時間が長いため、ときどき靴底や中敷きを確認する習慣をつけるとよいでしょう。

「柔らかい靴=足が疲れない」とは限りません

足が疲れると、

「とにかくクッションが柔らかい靴が良さそう」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、靴は柔らかければ柔らかいほど良いわけではありません。

2025年に発表された、長時間立つ仕事を対象とした靴・インソールに関するシステマティックレビューでは、柔らかい靴底には衝撃を和らげる特徴がある一方、硬めの靴底には安定性を支える特徴があり、仕事内容や立つ・歩く割合によって求められるバランスが異なることが示されています。

例えば、店内を頻繁に歩き回る販売員と、限られた場所で作業を続ける工場勤務では、足元に求められる条件も同じとは限りません。

大切なのは、

「一番柔らい靴を選ぶ」ことではなく、「自分の仕事内容と足に合っているか」を考えることです。

履いた瞬間の柔らかさだけで判断せず、数時間仕事をした後に足のどこが疲れているかにも注目してみましょう。

インソールは何のために使うもの?

靴を見直した次に考えたいのがインソール(中敷き)です。

インソールというと、

「姿勢を矯正するもの」
「入れるだけで腰痛が良くなるもの」

というイメージを持たれることがあります。

しかし、そこまで単純ではありません。

インソールの役割の一つは、足裏への圧のかかり方を調整し、足元を支えやすくすることです。

長時間立つ仕事を対象にした研究では、クッション素材やインソールによって足や下肢の不快感・疲労が軽減する可能性が報告されています。ただし研究ごとの差もあり、「どのインソールでも同じ効果がある」とまでは言えません。

また、近年のレビューでは、インソールの硬さやアーチサポートの形によって感じ方が異なり、硬すぎるものではかえって足の不快感が増えるケースも報告されています。

そのため、

「立ち仕事だから、とりあえずインソールを入れる」

のではなく、

どこが疲れるのか、どのように立っているのか、靴との相性はどうか

まで考えることが大切です。

足元が変われば、その上の身体の使い方も変わる

なぜ整骨院のブログで、靴やインソールの話をするのでしょうか。

理由は、足が身体の土台だからです。

立っているとき、床から上へ、

足 → 足首 → 膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰

と身体はつながっています。

例えば足の一部分ばかりに体重をかけていると、その状態に合わせて膝や股関節、骨盤の位置も変化することがあります。

第2弾でお伝えした「片脚重心」も同じです。

片脚重心を姿勢だけの問題として考えるのではなく、

「そもそも片方の足で立った方が楽なのはなぜだろう?」

と考えると、足首の動きや足裏への体重のかかり方まで見る必要が出てきます。

反対に、足元だけ整えれば身体すべてが良くなるわけでもありません。

靴・足元と、身体の動きの両方を見ることが大切です。

まずは仕事終わりの「靴底」と「足」を見てみよう

立ち仕事で足が疲れる方には、一度仕事が終わった後に自分の足を観察してみることをおすすめします。

「足裏のどこが疲れているか」
「右と左ではどちらがつらいか」
「靴底のすり減り方に左右差がないか」
「靴を脱いだとき、指の一部だけ赤くなっていないか」

こうした情報には、普段の立ち方を知るヒントが隠れていることがあります。

さらに、「疲れないように一日中じっと良い姿勢で立つ」のではなく、可能であれば数歩歩く、足首を動かす、体重を小まめに移すなど、同じ状態を続けないことも重要です。

靴やインソールだけに頼るのではなく、仕事中の動き方と組み合わせて考えましょう。

つながり整骨院では足元から身体全体を確認します

立ち仕事で、

「腰がつらい」
「ふくらはぎが張る」
「足裏が疲れる」

という症状があっても、負担がかかっている場所や身体の使い方は一人ひとり異なります。

つながり整骨院では、症状がある場所だけを見るのではなく、足首や股関節の動き、立ち方、左右の体重のかけ方、仕事内容なども確認しながら身体の状態をみていきます。

必要に応じて、普段履いている靴や足元についても一緒に見直していきます。

インソールについても、「入れればすべて解決するもの」ではなく、身体への負担を考えるための選択肢の一つです。

毎日長時間立って働くからこそ、その何時間もの身体を支える「足元」に一度目を向けてみてはいかがでしょうか。

立ち仕事の負担は「腰・姿勢・足元」をセットで考えよう

立ち仕事シリーズでは3回にわたり、

第1弾では長時間立ち続ける身体への負担
第2弾では片脚重心や反り腰などの立ち方
そして今回の第3弾では靴・インソール・足元

についてお伝えしてきました。

立ち仕事による身体のつらさは、一つの原因だけで説明できるとは限りません。

だからこそ、

「腰がつらいから腰だけ」
「姿勢が悪いから姿勢だけ」
「足が疲れるからインソールだけ」

と考えるのではなく、身体全体のつながりを見ることが大切です。

「立ち仕事だから疲れて当たり前」と我慢し続ける前に、普段の立ち方や靴、身体の使い方を一度振り返ってみましょう。


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