成長痛
- 夕方~夜(寝ている間)や朝方に痛みを訴える
- 膝の裏、太もも、ふくらはぎ、足首などを痛がり、どこが痛いのかはっきりしない場合もある
- ずっと痛い訳ではなく、月1~2回、週1~2回など不定期に痛む
- 遊んでいる時や学校、幼稚園では、痛みの訴えが少ない(痛みが数時間以内に治まる一過性)
- 痛い部位に腫れ・圧痛(押すと痛みを感じる)・関節の運動制限など炎症症状はない
- レントゲンを撮っても、特に異常が見当たらない
- 両親がさすってあげる、触ってあげると痛みが消えることがある。
成長痛とはどんな症状?
お子さんが足が痛い、膝が痛いというと『成長痛かな?』と思うことはありませんか?実際に整形外科などで成長痛と言われ、通院してもなかなか症状が変わらずお困りの方は多くいらっしゃいます。
よく成長痛という単語は耳にすると思いますが、「成長痛」とは病名ではなく、あくまで一般的な名称になります。よく成長痛とまとめられる痛みも種類や原因があり、ちゃんとした病名があるんです。
成長痛の特徴としては、幼児期から小学生ぐらいの間で特に原因はなく痛みを訴えるもので、夕方から夜にかけて痛みを訴えることが多く、「ここが痛い!」というより、「なんか足が痛い」とか、「この辺が痛い」という事が多いです。
レントゲン検査などで異常がないので、比較的整形外科などでは言われやすい「病名」ではなく「名称」だという事をご理解頂ければと思います。
なぜ成長痛は起きるのか?
成長痛の原因
幼児期から小学生ぐらいの間で多くみられ、特に3歳~5歳あたりは、「一次成長痛」として、足の痛みが現れやすい時期と言われています。
有病率は、世界的に10~20%とされ、近年の調査では、4~6歳児の約38%に「成長痛」が認められたという報告がされています。
小学校高学年から中学生くらいの子どもに多い印象ですが、実際はもっと年齢の低い子供に多いんです。
スポーツなど運動のしすぎで足が痛くなることを成長痛と呼ぶ事がありますが、これは成長期に起こるオーバーユース(使いすぎ症候群)で、成長痛ではありません。
骨や筋肉が未熟な成長期にはオーバーユースが起こりやすいため、混同されがちなのだと思います。
成長痛と呼ばれていますが、実際に原因は不明とされていることもありますが、基本的に自律神経の乱れやストレスなどが原因のことが多いです。
大人でもストレスが溜まると、頭痛や腹痛がなど体の不調が出る人もいますよね?
それと同様に、子供の場合、精神的なストレスが“痛み”として現れることがあります。
子供は成長の過程で、年齢ごとに色々なストレスを感じ始めます。
一次成長痛が多くなる3歳~5歳頃は、親御さんと一日中一緒だった乳幼児期とは異なり、自分でやらなければならないことが増え、ストレスが溜まる時期となります。
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食事、入浴、歯磨き
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遊んでいるのを止めなければならない
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保育園や幼稚園の通園による団体生活
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友人関係
こうした日常生活を規則正しく送ることに慣れていないため、疲れてしまい、ストレスを感じやすくなります。
鹿児島市・姶良市のつながり整骨鍼灸院グループの施術について
つながり整骨鍼灸院グループでは、症状の根本改善を目指します。
痛みを訴えている部位に関連する筋肉の柔軟性を高める為にトリガーポイント施術を行います。
痛みが強い場合、負担がかからないように無理な施術はせず、必要最小限の負荷で施術を行うことを心がけています。
精神的なストレスと姿勢不良は強く関与する為、背骨骨盤矯正や筋膜矯正を行い、姿勢の改善を図ります。
お子様がお体の不調を訴え始めたら、そのままにせずに、当グループに御相談ください!